伊丹十三記念館
伊丹十三氏の色んな表情がのぞける記念館
映画監督を代表に、様々名顔を持つ伊丹十三氏の足跡を楽しめる『伊丹十三記念館』。
常設展示スペースでは、伊丹十三氏の名前にちなんで、13のコーナーが設けられ、伊丹十三氏の色んな表情が紹介されています。
Photo by:Jyo81
愛のある記念館
『伊丹十三記念館』の館長は、奥様の宮本信子氏です。
そのためか、他の記念館で感じるような無機質さはなく、伊丹十三氏への想いが伝わる記念館。
建築家中村好文氏設計の建物は、焼杉で存在感がありながらも博物館独特の気むずかしさは感じられません。建物の真ん中にお庭があり、ほっこりとした空気が流れています。
常設展スペース
決まったルートはなく、自分で引き出しを開けるなど、体験の要素が盛り込まれていて、自分なりの楽しみ方で伊丹十三氏を知ることができます。
企画展スペース
こちらでは、常設展示室に収まりからなかった資料を、企画ごと定期的に入れ替え、“伊丹流”のものづくりの裏側を見せてくれます。
カフェ
併設のカフェには、伊丹十三氏が好んで飲んでいたシャンパンなども楽しめます。柑橘系ジュースの飲み比べはぜひ試してもらいたいです。
ショップ
ベタに伊丹十三氏の名前のついた、『十三饅頭』。
こういうのはありがちと思いきや、こちらの饅頭は官長の宮本信子氏のアイデアから生まれたものだそうです。パッケージもおしゃれなんで、味は普通と言えば普通ですが、お土産に最適です。
伊丹十三記念館のちょっと残念なところ
映画の映像資料がありません。
映画監督としての伊丹十三氏を探しに来られた人にはちょっと残念かもしれません。
交通の便が悪く、歩くには少し遠いのでタクシーや路線バスなどの利用が必要になります。
その分静かで雰囲気が非常にいいです。
車での観光なら必ず立ち寄ってもらいたいですね。
伊丹十三記念館のご案内
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
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休館日 | 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日) ※年末年始及び保守点検日は休館となります。詳しくは、伊丹十三記念館ホームページ開館カレンダーでご確認ください。 |
入場料 | 小・中学生=400円 高・大学生=600円 大人=800円 |
伊丹十三記念館概要
所在地 | 790-0932 愛媛県松山市東石井1丁目6番10号 |
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TEL | 089-969-1313 |
FAX | 089-969-1314 |
ホームページ | http://itami-kinenkan.jp/ |
アクセス
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