梅野精陶所(梅山窯)
愛媛県指定無形文化財の技術と砥部町有形文化財の施設に歴史を感じる
『梅野精陶所(梅山窯)』は、明治15年に開窯し、100年余りの時を超え、今に砥部焼の技術を伝える歴史ある窯元です。開窯時に築かれた大登窯は、砥部町の有形文化財とされていて、で保存、公開されています。その大きさは、手をのばしても天井に届かないほど。
このサイズの大登窯は、砥部町でもここだけなので、砥部町に立ち寄る際は、必ず観てください。
※画像はイメージです。
身近に感じる砥部焼
梅野精陶所(梅山窯)は、大きな窯元でありながら、砥部焼はその性質上多くの陶磁器を作っていますが、一つひとつが手作業で作られ、日常品の食器や花器を中心に作られているので、身近に感じることができます。
体験コーナーで気軽に絵付け
梅野精陶所(梅山窯)では、その全ての製造工程を見学することができ、砥部焼を身近に感じることができるよう、絵付けの体験コーナーもあり、絵付けした砥部焼は、自宅に送付することもできます。
砥部焼販売店としても魅力的
砥部焼の売店コーナーも併設している梅野精陶所(梅山窯)は、B品も販売されていて、その価格に驚かされます。普段使いの食器ならB品で十分ですので、こちらは絶対お得です。
梅野精陶所(梅山窯)のちょっと残念なところ
道後温泉本館から非常に遠く、車がないとなかなか難しいです。
梅野精陶所(梅山窯)の情報
所在地 | 愛媛県伊予郡砥部町大南1441 |
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TEL | 089-962-2311 089-962-4004(売店直通) |
営業時間 | 8時5分~16時50分 |
定休日 | 毎週月曜日、第2・第3日曜日 |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://www.tobeyaki.org/kamamoto/001.htm |
梅野精陶所(梅山窯)へのアクセス
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砥部焼(とべやき)豆知識
愛媛県指定無形文化財にしていされている砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器で、一般には、食器、花器等が多く知られています。
近く山地から良質の陶石、燃料となる木、水車を回す水が比較的容易に利用できたので、発展を遂げました。
砥部焼の特長としては、やや厚手の白磁に、薄い藍色の手書きの図案。全国的に有田焼ほどの知名度はありませんが、独特の風合いが愛好家から高い評価を得ています。